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確定損失申告と赤字申告の違いは何ですか?

確定損失申告とは、損失が生じた年分の確定申告書を提出し、かつ、その後連続して確定申告書を提出することです。 赤字とは、収益より経費の方が多いなどの状態であり、赤字の年は所得税を支払わずに済みます。 そこで、「赤字で所得がないのだから、確定申告する必要はないだろう」と思うかもしれません。

損失申告とは何ですか?

損失申告とは、簡単にいうと赤字の申告のことです。 青色申告者が確定申告(損失申告)を行うと、次の特典を受けることができます。 損益通算とは、事業などの損失を他の所得の黒字と相殺できることです。 例えば、 事業所得 で100万円の赤字、 給与所得 で100万円の黒字が出ている場合、事業所得の赤字と給与所得の黒字を相殺すると所得が0円になり、事業所得だけでなく、給与所得も税金がかからなくなります。 ただし、損益通算ができる損失は事業所得、不動産所得、譲渡所得で一定のもの、山林所得から生じたものに限定されます。 損益通算をしても赤字が残る場合は、翌年以降3年間に赤字を繰り越すことができます。 繰り越した赤字は、翌年以降3年間の黒字と相殺できます。

株取引で損失が出た場合、確定申告は必要ですか?

株取引で損失が出た場合には確定申告をする必要はありませんが、損失を利益や配当と相殺できるので、確定申告をした方が得することがあります。 確定申告とは、1年間(1月1日から12月31日まで)の所得金額から計算した税金を、納税者が自ら計算して納付する制度です。 翌年の2月16日から3月15日までの間に、所轄の税務署に確定申告書を提出する必要があります。 サラリーマンの場合は、勤務先の会社で給与や賞与から税金と社会保険料を徴収し、その徴収した税金と社会保険料については、会社が税務署や市区町村、年金事務所に納めているので、通常ならサラリーマンは確定申告をする必要はありません。

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